オイル漏れで入庫の120iお客様と一緒に漏れ箇所の確認をして、エンジンとミッションのオイル漏れ修理となりました。
まずはミッションオイル漏れ修理から
このプラスチックのオイルパンは定期的に漏れが発生します。
BMWではATFは無交換設定ですが。
定期的に漏れるので、ATFも交換になります。
いくら無交換の設定でもオイルは劣化しますし、構造上内部に鉄粉も発生しますのでやはり定期交換がよいでしょう。
オイルを抜き取り、オイルパンを外します。
オイルパンのマグネットには鉄粉がついています。
新旧のオイルパンとコネクターシールスリーブ。
このシールはオイルパンを外さないと取替えできませんので同時交換。
新しいオイルを注入して、
テスターにて温度管理して油量を調整してミッションオイル漏れ修理は完了。
つぎはエンジンオイルパンのオイル漏れ修理になります。
エンジンマウントを切り離して作業するのでエンジンを吊り上げます。
サブフレームを半分降ろして、
オイルパンが外せます。
あとはパッキンを取換えして元通り復元して完成。
エンジンオイルもロングライフなものがBMWでは推奨されています。当店でもロングライフオイルを取り扱っていますが、劣化したり、減ってしまったオイルはエンジン内部にヘドロ状に蓄積していたりしてゴム類の劣化も早くなったりします。遅くても1万キロごとの交換をお勧めしています。